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2023年5月28日  -  薄毛

薄毛

脂っこい食生活をしていると髪の毛が薄くなる!?おすすめ食材の存在を暴露

普段から脂っこい食生活をしている人は、髪の毛をもっと大事にしましょう。
頭皮ばかり意識して、スカルプケアアイテムばかり買い替えても、あまり効果的ではありません。

脂っこい食生活で薄毛になる理由についてまとめてみたので、参考にしてみてください。
体の内側からきれいにしておかないと、あとから面倒なことになるでしょう。

また、どんな食生活をすればいいのか、よくわからない人もいると思います。
そこでおすすめの食材についても紹介しているので、食生活を整えたい人も要チェックです。

脂っこい食生活を続けたら薄毛になるって本当?

脂っこい食生活をしていたら、あまりよくないと紹介したのは、ある研究結果が出たからです。
以下の内容をチェックするとわかりますが、薄毛になるリスクが高まります。

加齢マウスにおいては、1ヶ月間だけ高脂肪食を摂取するだけでも毛が再生しにくくなり、若齢マウスにおいては、数ヶ月以上の高脂肪食に加え毛周期(ヘアサイクル)を繰り返すことによって毛が薄くなることが明らかになりました。
※引用:日本医療研究開発機構より

ここで注目するべきは「年齢層」です。
脂っこい食生活をしているのなら、ある程度年配の人だけでなく、若い人も脂っこい食生活をしていると薄毛になってしまいます。

もちろん、たまには脂っこい食事をしたくなる時もあるでしょう。
その場合はそこまで気にする必要はありません。
以下のように、一定期間続けて脂っこい食生活をした場合、薄毛になるリスクが上がってしまうからです。

3ヶ月以上にわたり高脂肪食を摂取したマウスにおいては、毛包幹細胞内に脂肪滴が蓄積し、成長期に毛包幹細胞が分裂する際に表皮または脂腺へと分化することで幹細胞の枯渇が進むことが明らかになりました。
※引用:日本医療研究開発機構より

ちなみに、この研究でいうところの高脂肪食というのは、「脂質の摂りすぎ」です。
そもそも人間には脂質も大事な栄養のひとつ。極端に脂質を毛嫌いしてしまうと、逆にこれも薄毛になるリスクを上げてしまいます。
脂質のバランスについても見ておきましょう。

脂っこい食生活でポイントとなる脂質の存在について

そもそも脂質というのは、人間にとって大事な栄養と紹介してきました。

しかし薄毛になるのなら、摂取しないほうがいいのでは?と、考える人は少なくないでしょう。
確かに脂質は髪の毛が少なくなる要因となりますが、何事もバランスは必要です。
摂りすぎるのも、不足するのも良くありません。

脂質がどんなものか知れば、バランスが大事だとわかるようになるので、食生活が乱れている人は要チェックです。

そもそも脂質とは?

脂質が体に必要なのは、人間が活動する上で大事なエネルギーを取り込むのに必要だからです。
糖質やたんぱく質など、その他の栄養でも摂取できますが、脂質はスムーズにエネルギーに変えられます。

主な働き
  • 脂質は、効率的にエネルギーを摂取できる必須栄養素!体の細胞やホルモンの材料にもなる!

しかも、体内の細胞やホルモンの材料になる点にも注目しましょう。
薄毛対策としても大事な部分です。

脂質が足りないと良くないのには、このように「体や髪の毛を作る上で大事な栄養となるから」と思っておいてください。

しかし、どの程度なら脂質が髪の毛に悪影響を及ばさずに、むしろいいように働いてくれるのか気になるでしょう。
それは以下のように、1日の摂取量を守るだけで、気にする必要がなくなる点です。

20歳~29歳 ・男性:約70g
・女性:約55g
30歳~49歳 ・男性:約65g
・女性:約50g
50歳~69歳 ・男性:約60g
・女性:約50g
70歳以上 ・男性:約55g
・女性:約40g

※引用:加古川地域保健医療情報システムより

脂質というのは、上記のように年齢によって誤差はありますが、「50g」と覚えればわかりやすくなります。
これ以上に摂取してしまうと、以下のような影響が出てしまうので注意しましょう。

脂質による影響
  • 過剰摂取すると太ってしまう
  • 生活習慣病のリスクもアップする
  • 逆に足りないとホルモンバランスが乱れる など

体調に関わることなので、髪の毛のためというより、健康のために覚えておいてくださいね。

脂質の種類を把握しておく!

脂質を摂りすぎるのはよくないですが、種類にもよります。
これも髪の毛のために覚えておきましょう。

▼脂質全般にいえる種類
・コレステロール:細胞膜の構成成分。ホルモンの構成成分。
・n-6系脂肪酸やn-3系脂肪酸:足りないと皮膚炎を起こす。
・不飽和脂肪酸:炎症を鎮める。LDLコレステロールを減らす。
※引用:日本人の食事摂取基準|厚生労働省より

髪の毛に関して言えば、特に動物性の脂質は控えたほうがいいでしょう。
頭皮から皮脂が必要以上に分泌されるようになるため、ベタつきだけでなく、炎症を起こすリスクが高まります。
毛穴がつまる原因にもなってしまうので、食事の時は意識しましょう。

スーパーに行くと、惣菜コーナーがあると思います。
その中にある揚げ物類は、異常な量の脂質が含まれているので注意してくださいね。

脂っこい食生活をする人におすすめの食材

脂っこい食生活というのは、摂取する脂質の量が多すぎることです。
そこで以下のような食生活を意識するだけでも、きれいな髪の毛を維持しやすくなります。

脂っこい食生活をしている人が食べるべき食材
  • 脂質を代謝しやすい「ビタミンB2」が多く含まれた食材
  • 簡単に食べられて習慣化しやすい食材
  • 脂質そのものは少ないほうがいい食材

脂質を吸収するのを、ある程度抑えられる食材を摂取できると、予防にもなるというわけです。
その際におすすめの栄養が、ビタミンB2になります。
体に吸収された脂質を代謝する働きがあるので、髪の毛をきれいにしたい人にとってちょうどいいでしょう。
ちなみに、ビタミンB2の1日の摂取量:1.0〜1.3mgです。

また、食事によって髪の毛をきれいにするためには、習慣化する必要があります。
簡単に食べられないと、習慣化するのが難しいので、このあたりも意識して食材選びをしてみてください。
当たり前の話ですが、脂質が少ないのも大事です。

これらを踏まえて、おすすめの食材を探してみたので、食生活を見直すためにも参考にしてみましょう。

おすすめ食材①魚肉ソーセージ

簡単にビタミンB2を摂取するのにおすすめなのが、魚肉ソーセージです。
1本で0.6mgほど摂取できるので、2本食べるだけで1日に必要なビタミンB2を摂取できてしまいます。

▼魚肉ソーセージ
・可食部100g当たりの成分量:0.6mg
・食品の目安重量(廃棄部分を含む):75~90g/1本
※引用:健康長寿ネットより

また、魚肉ソーセージの多くは、ビニールをはがせばすぐに食べられます。
持ち歩きも容易で、気軽に食べられるので、とりあえずカバンに1つ忍ばせておきましょう。

おすすめ食材②焼きのり

ビタミンB2を摂取するなら、焼きのりもちょうどいい食材です。
特に大事なのは気軽さ。おにぎりに巻くなど、レシピの豊富さに注目しましょう。

▼あまのり 焼きのり
・可食部100g当たりの成分量:2.33mg
・食品の目安重量(廃棄部分を含む):2g/1枚
※引用:健康長寿ネットより

1枚でも十分にビタミンB2を摂取できるので、キッチンに完備しておきましょう。
日持ちしやすい点もメリットですね。

おすすめ食材③納豆

日本の朝食で代表的な食べ物は、納豆ではないでしょうか?
じつはこの食材も、ビタミンB2を多く含んでいます。

▼糸引き納豆
・可食部100g当たりの成分量:0.56mg
・食品の目安重量(廃棄部分を含む):30g~50g/1個
※引用:健康長寿ネットより

普段使っているスーパーでも、気軽に手に入る一品。価格としても高くないので、続けやすくておすすめです。

脂っこい食生活よりバランスのいい食事を意識!

脂っこい食生活を続けていると、それだけで薄毛になるリスクが高まります。
そんな研究結果が出ているだけに、なるべく食事はバランスよく摂取しましょう。

※参考:髪の毛に悩みがあるのなら栄養の見直し必須!どうなったら何をするべき?

どうしても仕事などの付き合いで、脂っこい食生活を続けないといけないのなら、ビタミンB2を摂取するように心がけてください。

また、脂質を多く摂取していないのに、頭皮がベタつくような人は、頭皮の状態が乱れている可能性があります。
そこで育毛剤を使って、頭皮を労わるようにしましょう。
もちろんシャンプーの使い方も大事なので、ヘアケア用品全般を見直すのも大事です。

さらに食事でカバーできれば、頭皮としては最高の環境になりますよ。

※参考:スカルプケアとは?勘違いしてる人のための方法とポイント総まとめ