エポラコラムサイト

パーマをした後の頭皮が気になる…正しいケアの方法とおすすめの髪型も紹介

2024年3月2日

頭皮が気になる人の中には、パーマヘアに挑戦してみたいと考える人はいると思います。
ところがパーマが薄毛になる原因と言われると、不安に感じて躊躇する人がいるのも事実。

たしかに、頭皮のダメージで薄毛になる人もいるかもしれません。
それもあくまで一部だけで、頭皮のケアをすれば誰でも挑戦できます。
ケアの方法やおすすめのパーマの髪型についてもまとめましたので、頭皮が気になる人はぜひ参考にしてみてください。

パーマと頭皮の関係

パーマというのは、専用の薬剤を使って、髪の毛の形を変える施術です。
美容室などの専門のお店で、担当美容師にパーマをかけてもらいます。

しかし、パーマ剤の多くは頭皮の負担が大きくて、薄毛になるのではないかと不安になる人も多いようです。
特に頭皮の環境が日頃気になっている人にとっては、なんとなくパーマを避けがちです。
もちろん薄毛になる人がゼロというわけではありませんが、それも一部の人だけで、ほとんどがパーマをかけてよかったという人もいます。
その理由を、頭皮とパーマの関係も含めてまとめてみました。

パーマ液とは?

そもそも、パーマを使う薬剤について知っていないと、頭皮とパーマの関係についてわからなくなってしまいます。
パーマのために使う薬剤をパーマ液といいますが、メインとなる成分は、次の2つが有名です。

パーマ液に使われる主な成分
  • チオグリコール酸
  • システイン

これらの2つの成分によって、髪の毛の形を変えてふんわりした髪型を作ります。
ところがこの2つの成分はアルカリ性が強く、頭皮のトラブルを起こしてしまうわけです。

もともと頭皮も含めて人間の素肌は、通常なら弱酸性になっています。
このアルカリ性が、頭皮とパーマの関係のポイントです。

パーマ液で頭皮のダメージが深刻になる理由

パーマ液は強いアルカリ性のため、きちんとした施術とアフターケアをしないとどうしても頭皮が炎症を起こして薄毛になるといった事態が起きかねません。

ちなみにパーマ液は1液と2液の2回に分けて塗布するのですが、特に最初に使う1液で頭皮がチクチクと感じて強いダメージを感じる人もいるでしょう。
これがダメージとなってしまうので注意してください。
パーマをかけすぎて、白髪が増えたという人もいます。

※参考:急に白髪が増えた…女性の多くはどの程度の白髪で焦る?正しい対策は?

1液について紹介しましたが、1液の次に使用する2液には、過酸化水素というものも含まれています。
これも頭皮が乾燥してしまうだけでなく、酸化によって頭皮に刺激を与えかねない液です。
パーマ液によって頭皮のダメージが深刻になる理由は、ザックリ説明しただけでもこれだけの理由があったわけです。

パーマをした後の頭皮へのダメージとケア方法

ここまでの話を聞いて、頭皮が気になる人はパーマをしようと思わなくなってしまったと思います。
ところが、現在のパーマ液やケアアイテムは進化しているので安心してパーマに挑戦してください。
パーマ液を使う前に、担当美容師に頭皮をやさしく扱ってほしいと伝えてみましょう。
その一言だけでも、頭皮のケアをしてからパーマ液を使うだけでなく、アルカリを抑えたパーマ液まで使ってくれます。

また、パーマを行った後に頭皮のケアをしておくようにしましょう。
さらに頭皮のダメージを抑えられて、薄毛や白髪の予防に繋がります。
特にパーマをした当日の夜は、シャンプーを使わずに、お湯だけで汚れを落とすのがベストです。
頭皮の刺激を最小限に抑えられるので、頭皮を労わることに繋がります。

頭皮が気になってもパーマを使う人の理由

頭皮とパーマの関係について知ってしまうと、わざわざパーマをかけなくてもいいのではないかと疑問に感じる人もいると思います。
ですが、薄毛で頭皮が気になってしまう人の中でもパーマをかけたいと感じている人は一定数いるでしょう。
というか、むしろパーマヘアは細毛に困っている人こそ、注目されている髪型です。
パーマでふんわりした髪型にすることで、薄毛の悩みが和らぐためです。

※参考:細毛で悩む人ほどパーマの付き合い方を意識して!かかりにくいって本当?

もちろん細毛であっても、パーマはかけられます。
頭皮ケアを意識してダメージを最小限に抑えられれば、誰でもパーマで髪をふんわりさせられるのでおすすめです。

頭皮が気になる人が挑戦してもいいおすすめパーマスタイル

頭皮が気になる人がするべきパーマヘアは、大きく分けて2パターンあります。

頭皮が気になる人のパーマスタイル2パターン
  • 毛先にカールを付けたい人
  • 根元だけにボリュームが欲しい人

この中でも、40代でも使える髪型を2つ用意しました。
細毛でボリュームが出にくくて、頭皮が透けて見えるような人でも、パーマを使えば悩みが和らぎます。

※参考:40代でも似合う髪型は悩みに合わせて決める!おすすめの髪型5選

スパイラルパーマ

スパイラルパーマとは、ロッドに髪をらせん状に巻き付けて仕上げるパーマヘアです。
今流行りのゆるめのパーマに近い髪型で、ふんわりしながらトレンドを抑えた仕上がりになります。

特にボブヘアにカットしてもらってスパイラルパーマをかけると、頭皮が透けにくくなるのでおすすめです。
横に広がりやすい人もいるかもしれませんが、スタイリング剤を付けてヘアセットをすれば問題ありません。
もちろんヘアセットも比較的楽なので、幅広い人が挑戦できます。

プリパーマ

プリパーマとは、毛先ではなく、根元だけにパーマをかけた髪型です。
上記で紹介したスパイラルパーマとは違い、カールをつけたくない人にちょうどいいでしょう。

根元がふんわりすれば、頭皮が透ける心配はありません。
自然でふんわりした髪型が好きな人ほど、満足できる髪型といえます。
ただしパーマが上手な美容師を見つけてください。
あまり慣れていない美容師がプリパーマをすると、毛先までパーマがかかってしまう可能性があるので要注意です。

正しくケアすれば頭皮が気になってもパーマをかけても問題なし

パーマは、頭皮に一時的にダメージを与える施術でもあります。
ただ、しっかり施術前にケアをしてもらえれば、パーマのふんわり感のメリットだけを感じられるようになっておすすめです。
パーマをかけた後には、シャンプーせずにお湯で洗い流しましょう。
そして育毛剤を使って頭皮のケアをすれば、ケアとしては十分。パーマのダメージは気にならなくなります。
髪の毛のケアもしておくと、パサつきを抑えられるでしょう。

ご参考になれば幸いです。

Related Posts
関連記事

メニュー
epauler公式ショップ